調べもの / 実測データ
1号艇が飛んでも、半分以上は万舟にならない|実測データで確かめた
「インが飛べば荒れる」と言われます。1号艇が1着を外した回だけを取り出して、配当がどうなったか数えました。
「インが飛べば荒れる」は、半分しか正しくない
競艇でいちばんよく聞く言い回しのひとつです。 たしかに、大きな配当が出るときはたいてい1号艇が崩れています。 ですがその逆は成り立ちません。
1号艇が1着を外した2547件のうち、 3連単が70倍以上になったのは1095件。 過半数は、インが飛んだのに配当が伸びていません。
なぜ伸びないのか
1号艇が1着を外したあと、誰が勝つかで配当はまったく変わります。 実際に1着になった艇を数えると、こうなりました。
| 1着 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 1号艇(飛ばなかった回) | 1478 | 36.7% |
| 2号艇 | 764 | 19.0% |
| 3号艇 | 646 | 16.0% |
| 4号艇 | 561 | 13.9% |
| 5号艇 | 370 | 9.2% |
| 6号艇 | 206 | 5.1% |
1号艇の次に多いのが2号艇です。2号艇は1号艇のすぐ隣で、 人気も2番目に集まりやすい。ここが勝っても配当はさほど伸びません。 3号艇まで含めると、「1号艇が飛んだが、順当な相手が勝った」回がかなりの割合を占めます。
さらに、1号艇が1着を外しても2着・3着に残れば、3連単の組には1号艇が入ります。 人気の艇が着内にいる時点で、配当は抑えられます。 「飛ぶ」と「消える」は別のことです。
使いどころ
- 「インが飛びそう」だけでは足りません。飛んだあと誰が来るかまで含めて、初めて配当の話になります
- 1号艇を切っただけでは、当たっても安いことがあります。切った先に人気の艇が残っていれば同じです
- 逆に言えば、インが残るほうに賭けるのは確率としては悪くありません。ただし配当は小さくなります
このサイトが「荒れる」と言っているのも、1号艇が飛ぶという意味ではありません。 3連単が70倍以上になりやすいという意味です。 似ているようで、上の表のぶんだけずれています。
★数字は2026年9月4日時点の実測値です。
開催の傾向が変われば動くので、定期的に数え直しています。
★この記事は舟券の購入を勧めるものではありません。20歳未満は購入できません。